日々のイロイロな出来事と、心模様の記録♪


by yukitittirin
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じれんま・・・そのA面。


朝、5:00に起きて
家族が給水所でいただいてきた水をホットプレートで沸かし
髪と身体を洗う。


7:30 仙台直行の臨時バスに乗るため多賀城駅に向かう
長蛇の列で、7:45と8:00の直行バスには乗れず
8:41の路線バスまで ひたすら待つ。
その間も 長蛇の列は延々と続く。

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今週から仕事復帰らしい方々が、無言で並ぶ。
昨日まで 被災者として給水の列や食料確保の列に並んでいた人たちも
半月前まで着ていた通勤着に身を包み
半月前だったら、不平不満やクレームの嵐だったであろうこんな状態でも
だれひとり文句も言わず、静かに並ぶ。
不安とあきらめと悲しみと・・時折 空を見ながら並ぶ。

「仕事をしなければ暮らしていけなくなる。
   仕事があるだけましだ。」
誰かの呟きが聞こえた。

やっと到着したバスにギュウギュウ詰めに乗る。
でも、一人でも多く乗って欲しくて、みんなが我慢する。
多賀城駅を出発し、砂押川に架かる橋を渡ると
そこから悪夢のような光景が広がる。
日に日に瓦礫が撤去されだいぶ片付いてきたとはいえ
流され破壊されたおびただしい数の車
そして「車両移動してください」のまっ白い張り紙が・・・
悲惨な光景と張り紙の冷たさに違和感を覚えながら 中野栄あたりまでくると
普通に平和な光景に変わる。

平和な街並みを眺めながら仙台に入ると、ガソリン待ちの渋滞が続いている。
入れられるだけうらやましいと思う。
仙台のある人は、列に何度も並んで常に満タンにして、温泉に何度か行って来たと言っていた。
被災地の多賀城は、ガソリンスタンドが壊滅状態で
遠くまで行ってガソリンスタンドの列に並び、
結局入れられぬままガス欠になった方がたくさんいる。
なんなんだろう・・。
「ガソリンさえ入れられれば助かるんですけどねぇ。」
また、誰かが呟いた。

1時間かかって仙台到着。

この活気はなんだ?
街はもちろん完全復旧はしていなくて
地震の影響で閉店したままの店
数時間のみの短縮開店のお店もあるけど

食料もなんでも揃うパラダイスじゃないの♪
電気はもちろん水も出る。
トイレのレバーで水を流せる贅沢。


某マルシェで牛乳が買いたくて行列に並んだ時に
牛乳も卵もバターも納豆も豆腐も、不足していたすべてが揃っていたけど
すべてがベラボウに高かった・・あれは、なんなんだろう?
若い子が、高くて買えなかったってガッカリしてた。
路上で売ってるお弁当も高かったって・・。
高くても、家族の為に買う自分たちは・・。
被災者支援の為という名目で、ちゃんと商売をするんだなぁ・・。
なんだか、ちっちゃないろんなことに
いちいち引っかかりを覚えてしまう。
いかんいかん
猜疑心なんか芽生えさせてる場合じゃない(-_-;)


pm5:00
仕事を終えて仙台駅東口のバス停に向かう。
短縮時間営業のお店はほとんど閉店
相変わらず路上では、お弁当売りの掛け声が賑やかで・・。

みんなが明るい時間に帰るという 
妙なくすぐったさに 
ちょっと笑ったりして(^-^)

5:40バス待ちの行列に並ぶ。
6:45発の列ですと言われる。
1時間待ちでも、無事に乗れて家に帰れることに感謝しなければ・・。
明るかった空が次第に暗くなってゆく。
なんだか、なにも考えたくない。
ただ、ぼぉ~っと、呆けたように並ぶ。
後方から、若い子たちの会話が聞こえた。
「片道500円で往復1000円・・バイトも無くなったし、もうお金無い。」

なんだか、せつないなぁ~。

やっとバスに乗り、疲れ切った身体をシートに預ける。
もはや誰ひとり口を開くこともなく
また、朝来た道を走り悲しみの町を通り 多賀城到着。

壊れたブーツの踵をいたわりながら
そ~っとそ~っとゆっくりゆっくり家路に着く。


なんなんだろなぁ~(._.)









 
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by yukitittirin | 2011-03-30 10:01